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訪問介護のエピソード。悪党三昧人生の超認知症の利用者さんにビビった日々。

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介護職エピソード

こんにちは😊

介護職歴13年目のコミティです。

介護職を続けてきた中での印象に残ったエピソードなどを紹介しています。

介護の資格を取って、まず最初にする仕事に、訪問介護の仕事を選ぶ方は多いんじゃないでしょうか?

主婦の方などは、登録ヘルパーとして働くところからスタートがわりと王道ですよね。

いきなり施設勤務とかちょっと怖い…とか思ったりしますしね。

私も最初はそうでした。

少しずつ慣れていこうと思っていたのでね。

今は有料老人ホームで、大きな態度で❓勤めていますが、元々は、訪問介護の登録ヘルパーとして働き始めました。

訪問介護も7年間程、あちこちのお宅に行かせていただきましたので、色々なエピソードがありますが、今回も印象に残っているお宅でのエピソードを紹介したいと思います。

特攻隊上がりで超絶認知症のA吉さん

玄関真正面に本物の甲冑と日本刀

初めてA吉さんを担当する時、行く前にサービス提供責任者に説明を受けました。

甲冑
日本刀

サ責「ここには玄関に鎧兜と日本刀が置いてるけど、本物だから気をつけて。気性の洗い方だから、怒ると日本刀を手にするかも知らんから、その時は逃げてね」

「・・・😱」

(新人やぞ。どこに行かしよんねん!)

そりゃあね、怖かったですよ。

まだ経験も浅く、初々しい私ですからね。

そしてドキドキしながら、サ責と一緒にA吉さんのお宅に行きました。

A吉さんは超絶認知症でした。

目は合わせないし、起きていてもボーっとしていて、ずっと夢の中の違う世界で生きているような雰囲気。

ずっと独語を話していて、途中で急に怒り出し、乱暴な口調になったりして、ちょっと怖かったです。

一人暮らしをされていて、週3回デイサービスに行かれるので、朝に訪問したら起こして、朝食の準備をして食べてもらって、準備してデイサービスの送り出しをすることと、デイサービスのない日は食事の準備と掃除をするサービスがありました。

サ責との同行で一通りの仕事を教えてもらい、毎日訪問することになったのです。

A吉様宅へ1人デビューの日

訪問すると、必ず布団で寝ているので、朝食準備ができたら起こします。

会話は興味のある話しにしか反応しません。

私「A吉さん、朝食ができましたから、ここに置きますよ。食べて下さい」

A吉さん「おう…」

ゆっくりと起き上がり、トイレに向かわれる。

足元はヨレヨレだけど、顔が怖い…どこかにいってしまってる顔をしている。

怒らせないようにしなければいけない。

あの本物の日本刀で切られてしまう💦

めちゃめちゃ怖い…と本気で思っていた。

A吉さんはリハパンを履いているが、リハパン内に排尿されてるのであろう、ものすごくお尻の辺りのズボンが下がってて重たそうだ。

「パンツが汚れてたら新しいのに履き替えましょうか」

A吉さん「・・・」無視。

A吉さんはあのリハパンを脱いで、新しいリハパンに履き替えるのだろうか?

新米の私は強く言えないので、困っていた。

そして、A吉さんはトイレから出てきた。

ヨレヨレの足取りで、お風呂場に向かった。

え?まさか今からお風呂に入る気じゃないよね💧

早く朝ご飯食べて、デイサービスに行ってほしいんですけど💦

そして、A吉さんはお風呂場に行き、リハパンを脱ぎ始めた。

そしてふる〇ん姿で、しゃがみ込み、なんとリハパンを洗い始めたのだ💦

えー💦すいません!やめてほしいんですけどー💦

と言いたいけど、当時の私はおとなしかったので言えなかった。

「あの、A吉さん、朝食ができてますんで召し上がってください。それは私が洗っておきますんで」と勇気を出して声を掛けた。

A吉さん「これはこのままつけとくんや」

たらいに水を張り、リハパンをつけ置きするようだ…。

う、逆らえない…

そして朝食を食べ始める。

朝食はごはんとみそ汁、ごはんのおかずは冷蔵庫にあるもので適当に準備するのだけど、A吉さんはすごく味覚障害にもなっていて、何を食べても「こんなしょんべん飯食わせやがって」と言うのです。

当時の私は傷ついた。

しょんべん飯だなんて…ヒドイ😭

そして急いで片付けてると、デイサービスのお迎えの職員さんが来られます。

ポジティブデイサービス

この時のデイの職員さんが神様のように見えました。

ありがとう!早く連れて行ってちょうだい!お願いします!

心の底から思ったものである。

その後、たらいにつけ置きされた、めちゃくちゃ重くなったリハパンの処分をして退室。」

一人で行くA吉さん宅への訪問1日目が終わりました。

2日目訪問の日

恐る恐る訪問すると、台所の床が濡れている。

何かがポタポタ落ちていて、お風呂場に続いていた。

お風呂場をのぞくと、出た💦

つけ置きされたリハパン…

しかも3枚。

ってことは、この床で濡れてるものは…もう間違いなくあれやね🚾💧

A吉さんは寝ていたので、そのリハパンを片付けて、すぐに食事の用意をした。

A吉さんを起こして、食事を召し上がっていただく。

A吉さんは昔、予科練生だったと言う情報があったので、その話しを振ると、若かった頃のことをしゃべり続けていた。

A吉さん「予科練は優秀な奴しか入れんのや。金のために試験受けたら合格した。でもあれは訓練が厳しいんや。」

A吉さん「隠れて金掛けて花札もやったりな、墓場からお供え盗ってきて仲間に売ってたわ。はっはっは」

え、予科練ってそんなところなんですか?💦

A吉さん「わしが言うたらみんな従いよるからな。みんな騙して金取ったったわ。はっはっは」

私「え、そうなんですか…」

めっちゃ悪党やないか💦

A吉さんは機嫌よく話し続けていたが、内容は若かりし頃の悪党三昧な人生である。

もうやめてー。

特攻隊に志願した話しまでくると

A吉さん「命かけとんのに、こんなしょんべん飯食わせやがって。ぶっ殺すぞ。」

そんな感じになっていく。

もう怖いねん…

A吉さんは中学を出て予科練に入って、その後特攻隊にも志願したらしいが、特攻直前で終戦になったため、行かずに済んだという話しだ。

若い頃はかなり血の気が多かったのだろうなと思った。

ビビりまくる日々である。

訪問開始3か月後

最初はビビりながら行ってたA吉さん宅への訪問介護。

行き続けると慣れてくるもので、すっかりA吉さんに対して平気な状態。

相変わらず、リハパンのつけ置きはしておられましたが、していること前提で訪問するようになり、食事もしょんべん飯と罵られること前提で用意するようになります。

でもお話しはよくできるようになり、A吉さんの悪党三昧な武勇伝をすごいすごいと盛り立てながら聞くと、ずっと機嫌がいいことがわかりました。

だけど相槌が止まると機嫌が悪くなるので、ひたすら相槌はし続けなければいけませんでしたけどね。

でも機嫌が悪くなっても、日本刀に手を伸ばすことは1度もありませんでした(笑)

まとめ

はじめてのお宅に訪問介護行く時は、本当に緊張します。

本当に色々なお宅がありますしね。

でも相性と言うものがありますので、こちら側も無理だと思ったら断っていいのです。

私もA吉さんは最初の方は何度も断ろうかと思いました。

だけど、当時の私は新米ヘルパーなので、断ったらダメなんだと思い行き続けましたけどね。

でもどんなことも、大概のことは慣れてしまい平気になるんですよ。

A吉さんはもうお亡くなりになられましたけど、私の大事な経験のひとつです。

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